カテゴリ:作品展『偽宴』( 7 )   

  

冬と春が入り乱れております。
こんにちは、「偽宴(ぎえん)」の伊藤環名です。

京都 五条楽園での公演が終わってひとつきが過ぎました。

公演は、私3回も観させていただきました。
(ありがとうございました。自慢しちゃう…)
違う角度で、観させていただきました。
(ドキドキしました)
3度目には、すこし客観的に観てみたくなって、お面を着けずに観ました。
客観的に観たその世界は、なんか、えらいことになっていた。。
まるで、自分を含めての「誰か」ひとりの夢をそのまま見せられているか、
その夢の中に引きずり込まれたような感じでした。

東京公演ではどういう演出になるのか、どういう動きをするのか、
めっちゃ観に行きたいです。
3月の奈良展「戯艶」を後回しにしてでも行きたい。
あぁ、行きたい、行きたい…

私 「展覧会ほっていっていい?やっちゃん…(上村恭子)」

恭子「あかん。あんた、また逃げたいだけやろ。
マックチキンとマックナゲットは違うものやで!」


………。
怒られました。
てゆーか、マックチキンとマックナゲットの話、いま関係ないやん!(恥)

一週間、「あっ!」というまに過ぎてしまいました。
展示の方でもたくさんの人に出会うことができて楽しかった。
ほんとに、夢のような特別な時間をありがとうございました。

つぎの奈良展でもそういうことを楽しみにしてやりたいと思ってます。

またお会いできたら、幸いです。

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ちなみに、京都「偽宴」では、こんなん出しました。
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by wanpa-blog | 2009-02-26 11:41 | 作品展『偽宴』

物狂いの饗宴   

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【狂】
元々肩書きを表す漢字には武器や金具を象った文字が多いのです。
「父」は二つの重なった斧の形だし、「王」は大きな鉞の形です。
権力を持つものの大いなる力を表す象徴として、鉄製の器具は古代の人々にとって大きな意味を持っていました。
【狂】の横にあるのはまさしくそんな「王」の文字。
古くはこの「王」の上に足の形である「之」を書いていました。
すなわち、王の命令で重要な使命を帯びて旅立つ者が、鉞の上に足を置いて王の偉大な力を授かった儀式を象っているのだろうと白川先生は言います。
その与えられた使命のために一心不乱に「くるう」ことを「狂」と言ったのだそうです。
現在では「王」の横に「けものへん」が書かれているのが何とも意味深でよいと思います。

申し遅れました。
併設展「偽宴」にて作品を展示させていただいた向井です。
ワンパさんも東京公演に向けて狂っておられる最中と存知ますが、
僕ら「ぎえん」メンバーも奈良開催に向けてひた走っております。

思えば、アーティストや絵描き、俳優、音楽家、デザイナーもそうだけど、あらゆる創作家は、みんな気狂いだと思っています。
誰に頼まれたわけでもないのに、一つの目標、到達点に向って、脇目も振らずにひた走る姿は「狂」そのものです。

額に汗して働く人、法律を遵守している人たちが憤慨…していようが、物狂いには最早関係ないのです。
「饒舌な秘密」京都公演の初回と千秋楽を観劇させていただきました。
そのとき客席に居たにも関わらず、すぐ隣に感じられた「あの人」の愉しげな息づかい。
それを僕は一生忘れることはないのでしょう。
まさしくそれは物狂いの嘲笑でした。

その物狂いな方々の妖しげな狂宴に興味があるというこれまた粋狂な方があれば、是非是非東京公演へ!
僕も可能であればもう一度あの人の嘲笑をすぐ隣に感じてみたいものです。

東京公演の成功を遠く奈良からお祈りしています。
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by wanpa-blog | 2009-02-23 01:40 | 作品展『偽宴』

『偽宴』来場ありがとうございました!    

お久しぶりです。上村恭子です。

c0144613_20255638.jpg 上村恭子・伊藤環名・向井健志 の
 併設展『偽宴』展
のほうまで
 足をお運び下さった皆様にぜひ、お礼をしたく
 再び日記にお邪魔させて頂きました。

 皆様、本当にありがとうございました!
 ワンパの皆様も本当にありがとうございました!



雰囲気と、色気と、歴史に彩られた五條楽園歌舞練場という
素敵な場所で、ワンパさんの「秘密のお祭り」と供に
皆さんに作品をご覧頂けたのは恥ずかしいやら嬉しいやら。

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この『偽宴』で
私、上村は「饒舌な秘密」のテーマである
「偽王の陥落」をベースに

栄枯盛衰 盛者必衰
玉座に真王の姿無し
貢物は弔花の如し…

名付けた作品を
飾らせていただきました。



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 玉座を見立てた
 椅子には王の幻影と

 (これ、実はだまし絵に
 なっていたのです。
 真ん中にハーレム状態の
 男の人(王様)が
 いるように見せかけて、
 よく見ると女の人が二人、
 いるだけなのです。)

 王様に捧げる女たちの花は
 貢ぎ物か
 はたまた弔花(献花)か…
 という掛け軸です。


タカちゃん役の萩原さんに
「素敵ですね!」と褒めていただいて、嬉しかったです。
他にも、嬉しいお声をかけて下さった方、
すごく時間をかけてご覧下さるお客さんもいて
本当に嬉しい、楽しい10日間でした。

さて、私個人の作品の話はここまで。
(伊藤環名と向井健志の作品はまた後日!)

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今回、併設展をさせて
いただくにあたって
試演会を併せて3回「饒舌な秘密」を
観劇させていただきました。

舞台裏案内、アフタートークも
楽しませていただきました。


そこで「偽宴」の三人の一致した意見は
「東京公演も見たーい!!」でした。

何度見ても飽きないどころか
見れば見るほど深みにはまる。
見えなかったものが見えてくる。


東京公演を観劇予定の皆様、また見ようかどうしようか迷ってる方。
見た方がいいです!

というか、見れる人が羨ましい…ってなものです。(マジで!!)
ぜひ東京公演へお行きなさい♪

そして「ぎえん」の奈良開催のほうも…来てくれたら嬉しいです…
(結局それかい)

まあまあ、それはさておき「饒舌な秘密」東京公演、
ヨロシクお願いいたします!
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by wanpa-blog | 2009-02-16 20:27 | 作品展『偽宴』

栄枯盛衰 盛者必衰   

c0144613_18194186.jpgこんにちは。
またまた上村恭子です。

試演会、拝見いたしました。

アレがアレなアレという話や
アレはアレだけどアレとして
アレするアレ
というくだりは
感心するやら可笑しいやら。

本番が本当に楽しみです。
あーまさかアレがアレだなんて!


それはさておき。
さて、いよいよ明後日からです。

27日のザッハトルテさんのミニライブがある回は
なんとチケット売り切れだそうですね。

数ヶ月前
まだ「饒舌な秘密」の台本が一行も出来てなかった時の事。

山本(麻貴)さんが

「今回は演劇だけにこだわらず、
いろんなジャンルの人に加わってもらって、たくさんの人に来て、
見てもらえるような、イベントにしたい。」

と言っていたのを思い出します。

ザッハトルテ、現代美術家の束芋さん…
そういえば私たち『偽宴』も、そうやって参加させてもらったのでした。

そんな宴の幕がいよいよ開けます。
私もいそいそわくわくと準備を楽しんでおります。

今日はバラを一本買いました。

「なるべく開ききったやつを下さい!」
「これくらいでどうでしょう?」
「もっと崩れた熟女の花弁みたいなん、ないですか!?」
「…………………………。」
「んー!んー!んー!あ!そっちのビラビラみたいなのがいいかな!」
「…………………。これで…いいんですか?」

「はい!わたくし!『栄枯盛衰 盛者必衰』をテーマにした展示に使うのですから!」

「あ、ああ…そうですか…(早く帰ってほしい…)」

若干脚色しましたが、まあそんな感じで準備しています。

私は今回、参加させていただくにあたって
五条楽園の建物の素敵さに興奮しつつ作品を作ってきました。

私たちが展示させて頂くのは、芸妓さんが三味線のお稽古に
使っていたお教室なんだそうです。

五条楽園という建物をもっと奥まで覗ける機会でもあります!
どうか芝居後はまっすぐ帰らず、芝居の余韻に浸りながら、
また、五条楽園そのものを楽しみがてら
併設展『偽宴』
お寄り頂ければと思います。

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どうか皆様 よろしくお願いします!
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by wanpa-blog | 2009-01-22 18:19 | 作品展『偽宴』

秘密の宴   

こんにちは。併設展『偽宴』出展者のひとり、伊藤環名です。

追われるように年を越し正月を過ごし、
普段通りの生活に戻って、はや20日。
みなさま、いかがお過ごしですか?

私は、作品の期日が迫ってくる感じが
待ち遠しいやら焦るやら。

作品の方はもう仕上げの段階に入ったものの、
ここまで来るまでには結構うじうじと思案したり、
ときには線一本入れる事も怖くて、逃げ出したくなって、
でもそんな本気で遠くへ逃げたりする事もできずに
車でぐるぐる不審者のように近所をうろついたり、
テレビの画面に入り込んで遠くへ行ったりしていました。

(こういうときの『ナントカ紀行』とかいう番組って、
 ほんとに逃亡のひとときを過ごせるんですよね〜、しかもお手軽)

この「追いつめられた」ような感じや、
「ちょっと逃げて、思い直して戻って」している自分が
嫌いではなかったりします。ナルシストです。
ナルシッソスほどではありません。
度を越して怠けてしまうと「ワタシのアホぅ!!」と落ち込みます。

思えば、月下美人の花が咲いた昨年のあの日。
あの白い花の生々しい匂いを感じたあの日から、
今回の作品はずっと私のからだから「出よう出よう」ともがいています。

「いついつでやる・・」

もうすぐ、皆さんにお会いできます。

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by wanpa-blog | 2009-01-20 08:49 | 作品展『偽宴』

流れるもの   

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どうもはじめまして。
併設展「偽宴」出品者の向井健志です。

今回のお話をいただいてから、僕はずっとこの劇が物語る「一人の実業家」のことと、先日逮捕された五億円詐欺事件のあの音楽家のことを考えていました。

つい昨日の夜中の3時頃、一緒に働いていた上司がぽつりと呟いた一言がとても印象的でした。

「いったい何をもって成功というのか? 何をもって失敗というのか?」
「それを決めるのは自分? それとも他人?」

そろそろ思考回路のいくつかが、ぶちぶちと音を立てて、途切れていく時間帯に、
上司の呟いたその言葉だけが、鮮明に僕の海馬に焼き付いたのはきっとこの「饒舌な秘密」のことを考えていたからなのでしょう。

【流】
文字の成り立ちを研究された白川静先生によれば、この文字は古代中国において赤子が生まれた際に、その子を育てるかどうか占うために行われた「生まれたばかりの赤子を川の流れに投じる」という習わしを象ったものだといいます。
【浮】は、浮かび上がってきた赤子だけを育てたという当時の情景を残した文字なのだそうです。

僕は流されていった子供のことを思う度にいつも泣き出したくなります。
浮かんできた子供と沈んでいった子供を分けたものは何だったのでしょう?

僕は、川の流れに翻弄されるすべての人(それはもちろん「一人の実業家」や五億円詐欺のあの音楽家なども含めていろんな人)のことを想って、今回の作品をつくりました。

それではみなさん「饒舌な秘密」併設展『偽宴』会場でお会いしましょう。


P.S. WANDERINGPARTY様

先日の試宴会、拝見させていただきありがとうございました。
ワンパさんの創作に傾けるまっすぐな姿勢とそのやさしきユーモアに心打たれました。
公演の成功をお祈りします。
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by wanpa-blog | 2009-01-19 01:17 | 作品展『偽宴』

アレな秘密   

みなさまはじめまして。
Webデザインを担当している上村恭子と申します。
毎日他人事気分でこちらの日記を楽しませていただいていたのですが、
今回、私にも書き込み依頼が来ました。

おーおおびっくりです。
忙しいというのに。

今クロノトリガーに夢中でかなり忙しいというのに!

…嘘です。
ゴメンなさい。

そもそもDS持ってません。

ちゃんと書きます。

…外注としてのWeb制作ならではのこぼれ話をしようと思います。

今回、『饒舌な秘密』の特設ページを立ち上げるに先立って、
ワンパ公式HPのほうのプロフィールページと過去の公演詳細ページを
金本さんと山本さんと更新していた時の事です。

…そうですよ。
更新されてるんです。山本さんと金本さんの苦労の賜物です。
なんと各詳細が見れるようになっています。まだご覧になってない方は是非。
>過去の公演詳細ページ
>ワンパ団員プロフィール (各名前をクリック)


すいません。話がそれました。
そうそう。過去公演「渚まで。」の写真をピックアップしていた時の事です。

まだ駆け出しの頃の初々しいワンパ。

写真も資料写真程度しか残ってません。その中から見栄えのいい写真を
探すのは結構大変。
その時、ふと一枚、気になる写真がありました。

使えそうな写真なのですが、知らない人が中心に写っています。

ちょっと可愛い男の子です。

客演かもしれません。

上村「この写真…中心の人、ワンパの人じゃないんですけど、
   これ使えますかね?」

山本「…これAごうさんですよ……………」

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Aごうさん?


c0144613_8473099.jpgコレ、Aごうさんなの!?


c0144613_8474987.jpgあGさんーーーーー!!?





な(以下略)

…さて、いかがでしたでしょうか。今回の「失礼にもほどがある」

でもでも個人的には最後のぽにょのような
ご機嫌ぷっくりしたAごうさんの写真が大好きです。

本当ですよ。

さて最後になりますが、今回の公演にあたりまして
私、上村恭子を始めとした伊藤環名、向井健志の三名で、
公開中は特設展覧会『偽宴』としても参加させていただく予定ですので
そちらもどうぞヨロシクお願いいたします。
三人それぞれの解釈の『饒舌な秘密』
ぜひご期待下さい!

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みんな来てね!
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by wanpa-blog | 2008-12-01 08:43 | 作品展『偽宴』